株式投資で儲けたいんや!

投資を始めたいけど、何をしたらいいのか分からない。そんな人のために、企業の情報などの投資情報を提供していきます。

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【株の用語解説】ジャスダック

■ジャスダックとは

ジャスダック(JASDAQ)は、東京証券取引所が運営している株式市場の一つで、日本初のベンチャー企業向けの株式市場で、企業の規模や実績によって「スタンダード」と「グロース」という2つの区分に分かれています。「スタンダード」に分類される企業は、一定の事業規模と実績があるものの、東証1部や2部に上場するほどではない企業となります。また、「グロース」に分類される企業は、実績や規模はまだまだないのですが、特徴ある技術やビジネスモデルを持っていることから将来性のある企業となります。簡単なイメージとしては、株式市場の位置づけは格式が高い順に、東証一部、東証二部、ジャスダック「スタンダード」、マザーズ、ジャスダック「グロース」という順になっていると考えてよいでしょう。

 

■ジャスダックに分類されている企業の特徴

 ジャスダックに分類されている企業は新興企業や、歴史はある程度あるけれども規模が大きくない企業と考えて問題はありません。東京証券取引所の上場審査基準によれば、ジャスダックの「スタンダード」に上場するためには、税引き利益が1億円以上で、時価総額が50億円以上必要とされています。それに対して、東証二部の上場審査基準によれば、時価総額が20億円以上必要だとされています。つまり、基本的にはジャスダックのスタンダードに分類されている企業は時価総額が10億円から20億円ほどの企業ということになります。それに対して、ジャスダックの「グロース」では時価総額の制限もなく、株主が200人以上いれば上場することが可能となっており、比較的容易に上場することができます。

 

■投資家から見たジャスダック市場の特徴

ジャスダックは投資家にとって株価の変動が激しくなりやすいという、いわばハイリスク・ハイリターンな市場だという特徴があります。事業規模の小さなベンチャー企業のような会社は倒産してしまう可能性が高いため、ジャスダック市場の株は東証一部や二部に上場している企業の株と比較して株価が大きく下がってしまう可能性が高いと言えます。しかしながら、このベンチャー企業の中には、ゆくゆくは東証二部、東証一部へとステップアップしていく企業も存在しており、そうした企業の株価は何倍、何十倍にも大きく向上します。そのため、成長性の高い企業の株を購入できれば、非常に大きなリターンを得ることも可能となります。このように、ジャスダック市場での株の購入はハイリスク・ハイリターンとなるので、損切りラインを守るようにするなどリスク管理をしっかりと行っていく必要があることには注意が必要でしょう。

【株の用語解説】ストックオプション

■ストックオプションとは

 ストックオプションとは、ある会社の経営者や従業員が一定期間内に予め決められた株価(権利行使価格)で自社の株を購入することができる権利のことを指します。例えば、Aさんが働いている会社から権利行使価格100円のストックオプションを1万株与えられたとしましょう。このストックオプションはあくまでも「権利」なので、必要なければ100円で1万株を購入しなくても構いません。つまり、Aさんは自分の会社の株価が100円未満の時は、わざわざストックオプションを行使して100円で株を購入する必要がないので、ストックオプションの権利は行使されません。しかし、もし株価が100円を超えてきたらどうでしょうか。仮にAさんの会社の株価が150円にまで上がったとしましょう。この時、Aさんはストックオプションの権利を行使して、自社の株を100円で購入できます。そして、その株を即座に株式市場で売却することによって、一株当たり50円、総額で50万円の株式売却益を得ることができるのです。このように、ストックオプションは株価が権利行使価格よりも高くなった場合に、ストックオプションの保有者に利益をもたらす仕組みといえます。

 

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VALUとかいう怪しげなサービスの登場について思うこと

最近SNS界隈をにぎわせているVALUというサービス

どうもVALUというサービスを気持ち悪いぐらいに褒めたたえるブログなどを見かけることが最近多くなった。このVALUというサービスは企業の株価のようなものを人に対してつけて、その人に投資をすることが出来るというものらしい。そして、その人の時価総額はTwitterなどのフォロワー数といったいわゆる”影響力”によって決まる、ということになっているようです。

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正直にいって、僕は頭が堅いのかこのサービスで投資をするメリットが投機目的以外に見出すことができず、食指はあまり動きませんでした。

しかし、VALUに興味を持っていない人でもこのサービスから得られる示唆があると思っています。

それは、ビットコインの存在感が今後ますます強くなってくる可能性が高い、ということ。

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投資の格言「知ったらしまい」

新聞や雑誌の情報は鮮度が悪い?

みなさんは、投資を行う際、どんな情報を元に判断しているでしょうか。例えば、「任天堂の業績が下方修正された」という事実でしょうか。それとも、「任天堂の業績が下方修正されるかもしれない」という噂でしょうか。投資家の方の中には、噂話程度だと信憑性がないから、事実として確定されるのを待ってから投資を行う、という方も多いのではないでしょうか。しかし、そうした投資行動はダメだといっている格言があります。そこで、今日はその格言を紹介することにしましょう。

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投資の格言「勝って兜の緒を締めよ」

すぐに調子に乗ってしまうお調子者の投資家へ

人はついついすぐに調子に乗ってしまうものです。かくいう私も「1500円で始めるFXシリーズ」を始めた当初は1~2週間ほどで投資資金が倍になり(といっても1500円増えただけですが…)、「行けるやん!」と調子に乗り始めたが最後、その後はパフォーマンスが低下し、最終的には最小売買単位も購入できないまで投資資金が減ってしまいました。おそらく、このブログを読んでくださっている奇特な方の多くも同じように調子に乗って失敗した、という経験をされた方は多いのではないでしょうか。そんな人たちに知っておいてほしい投資の格言を今日も紹介することにしましょう。

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1500円から始めるFX:4月の運用成績

4月18日からこの「1500円から始めるFXシリーズ」の投稿が途絶えてしまっていましたが、勘の良い方ならすでにお気づきでしょうが、ほぼ全て投資資金を失ってしまいました。

ただ、それは自分が長期金利の動きに合わせて投資をするというのを徹底できずに、欲を出して、一日に何度も投資をするようになったためというのが大きいでしょう。

この経験を胸に、次に投資資金が出来た際にはもっと自分を律して投資しなければなりません。

投資の格言「株を買うより時を買え」

ついつい特定の銘柄に固執してしまう投資家の方に

いいと思った投資先が検討している間に値上がりしてしまったのを見て、バスに乗り遅れるな!とばかりに焦って購入し、結局高値をつかまされる。そして、値下がりして損切をしたけれど、何とかその損を取り戻そうとその銘柄にまた投資をしてしまい、結局はパフォーマンスがあがらない。そんなひどい投資体験をしたことがあるかたは大勢いらっしゃるのではないでしょうか。そんな人こそ知っておいて損はない投資の格言を今日は紹介します。

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