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「トヨタ一段安」記事の気になるところ

トヨタが年初来安値を連日更新

トヨタが今日の午後の取引で前日比102円安の5882円まで一時売られ、連日で年初来安値を更新してしまいました。日経の記事によれば、この安値の原因は次のようになります。

米国では自動車ローンの延滞率が上昇し、企業がディーラーに払う販売奨励金(インセンティブ)が高水準になっており、今後の売れ行き悪化への懸念が広がっている(日経QUICKニュース)。

ただし、気になるのは自動車ローンの延滞率

この記事で気になる部分トヨタの株価が下がっていることではなく、「自動車ローンの延滞率が上昇している」という部分です。

もし、NYダウが史上最高値を更新していることから窺えるように、トランプ政権の経済政策の下でアメリカが景気を持ち直しているのであれば、人々の給与水準が上昇し、当然ローンの延滞も減少していくはずです。それにもかかわらず、「自動車ローンの延滞率が上昇している」ということは

  1. まだ一般人に好景気の恩恵がもたらされていないが、今後大衆にまでその恩恵がもたらされる
  2. トランプ政権下での好景気は実態を伴っておらず、バブルになっている

という二つの可能性が考えられるのではないでしょうか。

1のシナリオであるならば、給与水準の上昇などによって大衆が好景気を実感できるようになった段階でトヨタの車の売れ行きも伸び始め、株価も上向くはずです。

2のシナリオの場合、バブルが崩壊し、大変なことになってしまいます。

前回の記事ではトランプさんが頑張ってくれると予想しましたが、まだまだ注意深く情報を獲得していく必要がありそうです。

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